オイスカ 農業塾秋冬コース 第1回  2006.09.09

いきさつ/開講式/ジャガイモの植え付け/大根の種まき/白菜・サニーレタスの種まき




★いきさつ★
 豊田市の広報に「オイスカ農業塾」生徒募集の記事があり、申し込んだところ見事当選しまして、9月から12月までの間、オイスカ中部日本研修センター(豊田市勘八)で農業を学ぶことになりました。学ぶといっても、月に1回しか開催しないので、ちょと体験する程度かとおもいます。それでも、借りている市民農園は適当にやっているので、すこしでもいい野菜がとれればいいなぁと思っています。
オイスカ中部日本研修センター



★開講式★
開校式 オイスカ事務所  オイスカ中部日本研修センターは豊田市勘八町の勘八山の上にある。看板はあるのだが、手前で曲がってしまい、道に迷い遅刻してしまった。到着後すぐに受付で参加費(一人5000円)を払い、講座室へ向かうとすでに始まっていた。オイスカの紹介から始まって所長の小杉さんのご挨拶、ちょっと驚いたのが「スーパーやまのぶ」社長の山中さんが世話人代表ということでご挨拶をされた。20年も前から無農薬野菜に取り組んでいるそうで、無農薬野菜作りをしている農家の方々との交流も盛んに行っているということで今回は世話人代表ということになったようだ。お話の中で印象に残っているのは、無農薬野菜といってもいろいろなやり方があり、お互いに自分が正しいと主張し喧嘩になるそうだ。こういった活動をするときは同じやり方の人を集めるのがよいそうだ。今回はEMボカシを使った無農薬・無化学肥料野菜に取り組む。EMボカシについては次回の講座内容となっているのでその時レポートしたい。一番インパクトがあったのが、ホームセンターや農協で売っている有機肥料は本当の有機肥料とはいえないと言っていたことだ。本当の有機肥料はとても高価なものになってしまうそうだ。
 また講師として4名の方を紹介していただいた。子供のアトピーが無農薬野菜で治った話はとても印象的で講座生の視線を釘付けにしていた。軽い気持ちで応募した農業塾であったが、これは大収穫の予感がした。でも、話に聞くのとやるのはだいぶ違うのだろうな。土を作るのにはやはり時間がかかるようだ。それに、無農薬野菜はできればおいしいが、なかなかうまくつくれない。それでも話を聞いているうちに少しづつでもがんばって行きたい気になってきた。
 うれしいことに元々月1回の予定が9月は毎週のように開催されることになった。10月以降も月に2,3回実施されるようだ。また、普段も自由に来ていいそうなので、これはなんとも楽しめそうだ。平日に行くことができないのは残念だが。
 講座は4つの班に分かれて実習を行う。参加者は20名なので、一班5名となる。この5人でこれから野菜を作っていくのだ。まんまはB班でメンバーは班長の阿部さん、菅原さん、三宅さん、と私の妻の5名となった。お互いに連絡を取り合うために電話番号を交換し、実習現場へ向かった。現場までは徒歩10分程度の距離がある。





★ジャガイモの植え付け★
畑 気持ちいいところ  実習場所へ移動すると急に視界が開けた。もともと畜産場だったようだ。青い空と緑に囲まれ、とても気持ちのいいところではないですか。こんなところがこんな近くにあったとは、ほとんどの豊田市民はしらない気がする。車が置ける場所はあまりないし、知られていないのは当然かもしれないが。まずは場所の確認。一班毎に一列の畑を担当する。一班あたり5m×20mくらいの広さだろうか。今借りている市民農園の4倍くらいありそうだ。これを土起こしからすると大変だが、きれいに整備されていたので、その必要はなさそうだ。土はとてもふかふかで、うらやましい。うちの畑もこんなになってほしいものだ。
よいしょ 講座生 講師

 まずやることは、畑の周りに水はけと通路のための溝を掘ることだ。当たり前だが、講師のクワ使いは無駄がなく美しい。講座生の中にもベテランはいるのだが、普段やっていない人は見たらすぐにわかる。今までに何回手のひらに豆をつくってきたことやら。素人は無駄に力を使っているのがよくわかる。しかし、今回は道具が悪いことにしておこう。うちの1000円のクワはとても使いにくいことがわかった。今更だが、使いやすいクワがほしい。
ジャガイモをまく ジャガイモをまく  次に、ジャガイモを植える溝を80cmの間隔で掘っていく。野菜は畝という台形に少し盛り上げたところに植えるのが普通だが、ジャガイモは溝に植え、あとから土寄せを行うことによって畝になる。土寄せとは芽が大きくなるにしたがって、土をかぶせることだ。土寄せをやらないと、ジャガイモが緑色になり毒性のソラニンを作ってしまうので注意が必要だ。
 溝ができたら大体30cm間隔でジャガイモを溝においていく。いちいち測るのは大変なので、長靴の長さで代用する。春植えはジャガイモを切って植えてもいいのだが、秋は腐りやすいので、まるのまま植える。また、芽を上に向ける必要はないようだ。後は軽く土をかぶせて、ジャガイモの植え付けは終了。自分の畑でやると時間がかかるのだが、なんかすんなり終わった気がする。これは仲間がいるからだろうか?


★大根の種まき★
大根の種をまく 種まきの場所決め  次に大根の種をまく。大根は畝に種を蒔くため、ジャガイモ同様に溝を掘るが、どちらかというと、台形に土を盛り上げるイメージだ。ジャガイモは80cm間隔に溝を掘ったが、大根はひとつの畝に2列植えるので、140cm間隔で溝を掘る。畝の真ん中は追肥を入れる場所となるので、中心と端の真ん中に種を蒔くことになる。種は20cm間隔にまく。これもいちいち測るのは大変なので、手の平の長さ等で代用する。場所がきまったら、少しくぼみを作る。1つのくぼみに5粒くらいの種を蒔くので、密集しないように、すこし広めのくぼみを作ったほうがよい。種を蒔き終えたら、軽く土をかぶせて作業終了。そういえば、水をあげなかったけどよかったのだろうか?土はかなり水分を含んでいたし、次の日は雨の予報だったので心配は無いとは思うが。
 ちょっとした間で、講師の方への質問タイムになる。みなさん、肥料のやり方がどうも気になるらしい。常識を覆すようだが、基肥料はやらない方がいいようだ。EMを畑に蒔いて、菌の住家にする。そうなると窒素肥料をやらなくても、菌が窒素を作り出すようだ。地中には肥料も入れないほうがよい。混ぜるとしたら、有機石灰くらいでよいようだ。肥料は追肥でやるのがいいらしい。基肥を入れると、虫が寄ってくるようだ。もちろん、基肥をいれなければ、虫がまったくつかないというわけではないらしいが。どの本をみても、「基肥を混ぜてはいけない」なんて書いてないし、何が正解なんだかよくわからなくなってしまう。とにかく、信じてやってみたいと思った。
 この日はとてもいい天気で作業が終わると、汗だくでした。麦茶がうまいですね。まだまだ夏ですね。


 ★白菜・サニーレタスの種まき★
種まきの場所決め 大根の種をまく  終了かと思っていたら、まだ白菜とサニーレタスの種蒔きが残っていた。白菜とサニーレタスはポッドに蒔く。どうゆう場合にポッドを使用するのかよくわからないが、たぶん弱い種類の野菜はポッドを使うのではなかろうか。すぐに虫にやられちゃうからね。このポッドですが、なんとお持ち帰りだそうです。それを聞いて皆さん、ちょっと困った顔。責任重大ですからね。急に質問が飛び交う、日に当てていいの?雨は避けたほうがいいの?いつ水をやればいいの?扱いとしては、まずは新聞紙をかぶせてその上から水をあげる。新聞紙は乾燥防止のためだろうか。こまめに確認して、目が出てきたら、新聞紙を取る。そのままにしているとみんなもやしになってしまう。直射日光は避けたほうがよいが、日陰ではこれまたもやしになってしまう。雨水はさけたほうがよい。水は朝にあげるのがいいそうだ。B班では班長と三宅さんがお持ち帰りになった。畑に植えるのは2週間後。果たして丈夫な苗に育っているかな。

 今回の農業塾はこれにて終了。学んだ事は、何をするにも意味があるということだろうか。畝の間隔や植え付けの間隔、肥料のやり方はそれなりの理由がある。種蒔いて、水をあげれば野菜ができると思っていると大間違いだ。一度には覚えられないので、少しづつ学んでいこうと思う。本にいろいろな事が書いてあるのは知ってはいるが、なかなか実際にやろうと思うと、畑に持っていくのも手間だし、環境が違うとどうしたらいいかわからないし、やはり実践しながら学ぶのが一番だと思う。さて、来週はみんな注目のEMボカシの作り方。いきなりメインディッシュの登場だ。いまから来週が待ち遠しいですね。



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