富士山子供の国 ワークショップイベント 
フライングワッカーをつくって遊ぼう 2004.09.12



ススキの迷路  ススキの穂が風に遊ばれ、一足先に秋の気配が漂う富士山子供の国。毎年恒例のススキの迷路がすでに出来あがっていた。今日は天気も良く、外で遊ぶには最高だ。

★フライングワッカーってなに?★
 フライングワッカーって知ってますか?ペットボトルを輪切りにして、針金の重りをつけて、飛ばすオモチャです。ちゃんと作ると凄い飛ぶんです。この日の最高記録は推定70m。もちろん、これだけ飛ばすにはそれなりの肩がないと飛びませんが。それでも、小学生でも30mくらい飛んでいました。

★つくってみよう★
ペットボトルをきる つくってみよう  今回のプログラムは裾野の童親会が講師としていらしていました。童親会は「子供たちの心に届く活動」を目標に活動しているボランティア団体で、数多くの活動をしているようだ。 受付では、材料と作り方が書いてある紙が置いてあり、童親会の説明を聞きながら参加者自らMYフライングワッカーをつくっちゃうのだ。フライングワッカーは円柱に切りぬいたペットボトルの内側に重り(針金)をつけただけで簡単に作ることができる。しかし、適当につくるとそれなりにしか飛ばない。重要なのは空気抵抗を最小限におさえることとバランスだ。空気抵抗が大きいと失速するし、バランスが悪いと真直ぐ飛ばないのだ。

MYワッカー

用意するもの

・1.5L炭酸のペットボトル
 (胴体が凹んだり、角張っていないもの)
・18番の針金 110cm
・幅38mmのビニールテープ
・セロハンテープ
・はさみ カッター
・油性ペン

作り方

@ペットボトルを輪切りにする。幅は5cm〜6cm。
 幅5cm〜6cmの紙を用意し、ペットボトルに蒔いて、紙になぞってペンで線を引き、
 カッターで切れ目をいれ、ハサミで切ると簡単にきれるぞ。

A針金を4周巻きの輪にして、ペットボトルの内側の端っこに張りつける。
 針金を巻くときに綺麗に4列にすると空気抵抗が減るぞ。重なってしまうとそれだけ、
 空気抵抗も増えるし、投げた時に曲がりやすいのだ。
 ペットボトルの内側にちょっとづつ針金を固定しながら、巻いていくと綺麗に並ぶぞ。

B針金を隠し、ペットボトルの端をビニールテープで挟むようにする。
 ペットボトルの外側にビニールテープを巻きつけよう。この時、内側に折り込めるように
 半分は残しておこう。残しておいたビニールテープに2cm〜3cm毎に切れ目を入れて、
 ペットボトルの内側に貼ろう。
 ビニールテープも綺麗に貼ろう。しわがあるとバランスが崩れるぞ。また斜めに貼っても
 バランスが崩れる。良く飛ぶフライングワッカーは美しいのだ。

Cオリジナルワッカーにしよう。
 ビニールテープを張ってしまえば、飛ばすことはできるけど、自分のワッカーがどれだかわからなく
 なってしまうので、絵を書いて自分だけのオリジナルにしよう。

 右上の写真はまんまのMYワッカー”流星号”だ。試しに外側に針金を巻いてみてたが、残念ながらあまり飛ばなかった。そもそも、作りが雑なんだけどね。工夫して、うまくいった時の喜びは格別だ。重さや大きさを変えて、オリジナルワッカーをつくってみよう。 

★飛ばしてみよう★
飛ばす 持ち方  ただ単に投げても飛ばない。飛ばすにはちょっとコツがいるのだ。  

 持ち方

 フライングワッカーを親指と人指しゆび/中ゆびで挟むように持とう。針金をつけた方が前になる。写真だと左の方へ飛んでいくのだ。
どこ行った?  

 飛ばし方

 フライングワッカーはピストルの弾のようにジャイロ回転させなくてはならない。ジャイロ回転というのは、進行方向に対して垂直な方向の回転で空気抵抗が減って良く飛ぶのだ。投げる瞬間に人指しゆびと中ゆびでスナップを利かせて投げるとジャイロ回転が掛かるぞ。ラグビーボールを投げる時もジャイロ回転を掛けて投げているのだ。うまく飛ぶとスーット華麗に飛んでくぞ。さぁ、飛ぶようになるまで練習してみよう。


★記録会★
プロかい? 記録会会場  MYフライングワッカーを作った後は外で記録会だ。本番は1回しか投げられない。子供も大人も投球練習で肩慣らし。以外に燃えているのが、スタッフとお父さん。良いところを見せたいのか、プライドが許さないのか真剣な顔をしていた。もちろん、子供も燃えている。中には確実にラッキー賞(置いてあるフラフープの中にフライングワッカーが入るとラッキー賞)を狙う子もいたけどね。小学生以下部門と中学生以上の大人部門でそれぞれ、3位入賞者には賞状と景品が渡される。大人部門での最高記録は51m、小学生部門では30m飛ばせば入賞できそうだぞ。今回の最高記録は非公式ならが約70m。風次第では100mも夢じゃないぞ。


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