本栖湖 満月カヌー 2005.8.20 

集合/待宵草/練習/出陣/お団子/終了



★集合★
集合  久々のホールアースのプログラムに参加した。今回は、満月の月明かりで本栖湖でカヌーを楽しもうという企画だ。時間も当然だが、20:00〜23:00と夜に行われる。ちょっと危ないような気もするが、それ以上の魅力がありそうな気がして参加の申し込みをしてしまった。夜からでかけるのもなんなので、夕方に本栖湖につくと、今回の講師カールと参加者のおっちゃんようこがフォールディングカヌーと悪戦苦闘していた。なんとおっちゃんはマイカヌーを持ってきていたのだ。しかし、7年ぶりに組み立てるということで、30分以上粘ったが組み立てることができなかった。残念だったね。ホールアース自然学校山梨府校に全員集合した時は巨大な雲に満月がすっぽり隠れていた。さてさて、今日は満月を見れることができるのかな?


★待宵草★
待宵草  カヌーに乗り込む前にちょこっと植物観察を行った。待宵草をご存知だろうか。花が、昼間はつぼみで、夜に咲くので宵(夜)を待っているということから「待宵草」と名づけられたようだ。本栖湖にはこの待宵草が群生している。待宵草は花びらが開く時が面白い、1分くらいで開くそうだ。つぼみを探して開く瞬間を見ようと観察していたが、見ることができなかった。また、今度見かけたら観察してみよう。


★練習★
練習 練習  今回の参加者は無謀にも半数がカヤック初体験だった。月もまだ雲に隠れている薄暗いなかで、パドルの持ち方、こぎ方から練習。暗闇の中の練習はとても怪しい。しかし、この日は風も強かったので、しっかり漕げるように練習してないと帰ってこれないかもしれない。実際に立って漕いで見ると、みんなそれなりで何とかなりそうだった。なんか体がクネクネしている人もいたけどね。(笑)


★出陣★
出発進行 着替え  全員、ライフジャケットを装着。ライフジャケットは体になるべくフィットさせたほうがいい。周りの人と点検をして、カヤックに乗り込む。乗り込むときにバランスを崩してチン(沈没)することがあるので、不安な人はカヤックを抑えておく。まんまは相棒のたまと一緒に二人艇に乗り込んだ。いよいよ出発ということで、一生懸命漕いだのだが、全然前に進まない。どうやら、底に着いていたらしい。パドルでカヤックを押し出して、やっと出発することができた。いつのまにか、満月も雲から出ていた。与えられたカヤックに全員「花よりダンゴ」状態になってしまった。


漕げ 合体  以外にみんな上手にカヤックを操作する。狭いところにいたので、結構ぶつかっていたけど。また、風が強くて、漕いでないとどんどん岸に向かって流される。二人乗りに初めてのったが、舵取りが結構難しい。まったく小回りが利かない。また、二人の息が合わないとパドルが当たってしまう。慣れるまで大変だね。カールを先頭に、岸沿いで移動してみる。本当は沖に出たかったんだけど、うねりもすこしあり、ちょっと危険ということで今回は断念した。たしかに、横波を受けるとかなりバランスが崩れる。なるべく波に対して垂直にカヤックを操作しながら、すすんでいった。デジカメも持っていったので、沈するとしゃれにならない。防水バックにはいれたけど、沈んだら、どこいったかわからないしね。最初は久しぶりなので、全速で漕いでいたけど、後ろを振返ってみると、月明かりがキラメク湖面の上をカヤックがすーっと進んでいてとても綺麗だった。おお、これが満月カヌーかと思った瞬間だった。波があって写真が取れなかったのは残念だけどね。


★ダンゴ★
月とカヤック ダンゴ  岸沿いをある程度進んだところで、岸に上陸した。出発地点から2,300mくらいだろうか。目的は月見ダンゴなのだ。なんと草ダンゴとみたらしダンゴがあるのだ。おお、すごいぞ。作ってくれた草ダンゴ、ハチ、ようこ、たまありがとう。カヤックで移動して、満月を見上げながらのダンゴは最高なのだ。波があったのが良かったのか、湖面もキラキラ輝いていたし。すごい絵になっていました。そんな状況の中、ダンゴはいっぱいあって、食べ過ぎてしまいました。花もダンゴもと欲張りな一時でした。15分くらい、まったりとすごし、再び乗船。波があって、全員乗船するまで、5分程かかりました。まんま、たま号は一番手に乗り込んだのですが、浮かんでいるのも一苦労。漕いでないと流されるは、向きは変わって横波は受けてるはで。意外に一箇所に留まるのは難しい。でも、目標にチャレンジするということは張り合いがあって楽しいですね。


★終了★
終了  全員乗り込んだところで、帰路についた。二人乗りということで、イチ、二、イチ、二と声を揃えて、帰ることにした。声をだして進むと意外に息が合うものだ。長距離移動するときは大変そうだけど。声を出さなくても息がぴったりになりたいものだ。途中、パドルをお互いに持ち合い、すべてのカヤックを横一列に並べた。明るければ、綺麗に一列になっているだろうけど、暗くて端の方はよくわからない。全員合体すると驚くほど安定する。何事も協力すると困難にも打ち勝てるものだ。ゆらゆらするのも気持ちよかったが、どんどん流されていたので、仕方なく出発したポイントをめざし漕ぎ出した。風にも助けられ、あっという間に辿り着いてしまった。ちょっと遊び足りない気分だが、それも仕方ない。実際漕いでいた時間は30分くらいだったと思うが、目的の満月もみれたし、楽しい時間を過ごすことができた。カヤックは乗るたびに欲しくなる不思議な乗り物だ。でも買ったらおっちゃんみたいに使わないのだろうなぁ。10月の気田川カヌーキャンプも是非とも参加してみたいと思っているが。仕事が。。。参加すれば、今回のメンバーがいそうだな。


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