『豊田市敷島 味噌作り体験』 2010.01.24



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主催:豊田市敷島自治区と協賛:愛知県交流移住センターについて

 「豊田市敷島自治区里づくり部」が主催する「味噌つくり体験」に参加してきました。豊田市敷島自治区(旧東加茂郡旭町)では、「敷島の里」のことを知ってもらおうと、農山村の暮らしや農業体験ができる場をつくっている。協賛は「愛知県交流居住センター」で、三河山間地域の6市町村と都市住民をつなぐことを目的として、移住者の田舎くらしを全面的にバックアップするために設立された団体だ。
 田舎の活性化に取り組んでいる地域は全国にいろいろあると思うが、この敷島は元気がいい。地域一丸となって盛り上げようとしているのが、伝わってくる。田舎暮らしや、田舎暮らし体験を求めている人にとっては一度訪れてみるとよいと思う。

みそ作り 

開催内容

 費用は3000円/1人で、5Kgの味噌ができる。味噌が完成する11月までは預かって頂ける。家が狭い我が家にとっては大変ありがたい。5月に一度手入れをするので、完成の11月と合計で3回集まっての活動となる。何度も顔を合わせることで、より身近に感じることができるかと思う。
 参加者が準備するのは、かっぽう着、三角布、等、作業の出来る服装くらいだ。開催は9時〜14時でお昼付き。至れり尽くせりのプログラムだ。今回は家族3人で参加させてもらったが、娘は無料。娘が小さく1人しか体験できないので、1名分は昼食代の500円のみで合計3500円で参加させて頂いた。参加者は先着10名。スペース的に10名くらいが程よいと思われる。

受付

 30分程前に会場に到着した。すでに、大豆のいい香りが充満していた。みなさん、明るく「おはようございます」と声をかけてきてくださる。とても、気持ちが良い雰囲気だ。ただ、娘はちょっと、緊張気味でおかあさんのそばから離れなかった。他に、子供連れの参加者がいると違うかもしれないが、今回は大人だけだった。受付で参加費を払い、名札を頂いた。
 まずは、全員集合して、関係者の挨拶から始まった。敷島自治区、愛知県交流移住センター、今回はTV取材もあり、実は参加者の3倍くらいの人が集まった。参加者の自己紹介は食後ということで、早速味噌作りが始まった。

味噌つくりの準備

 今回は「豆みそ」をつくる。材料は大豆、米こうじ、豆みそこうじ、塩、水、といたってシンプル。ただし
、準備は米こうじを発酵させるので3日程かかる。今回は、敷島自治区里づくり部で事前に準備をしていただいた。大豆も一晩〜1日程水につけておく必要がある。準備をするのはちょっと大変だが、そんなに手間がかかるようでも無いようだ。問題は米こうじを発酵させる時の温度管理かと思う。保温が難しいようであれば、このようなイベントで自家製味噌を作るのがいいかと思う。今回は90kg分の材料が用意してあった。家族3人で毎月1kg程消費しているので、7年〜8年分の量だ。

材料をまぜる

 準備さえ整えばあとはそれほど難しくない。大豆を圧力釜で茹でた後、人肌までうちわで扇いで冷ます。熱いままでは、大事な麹が死んでしまうのだ。味噌作りは麹が心地よく活動できるようにしなくてはならない。大豆、米こうじ、豆こうじを手でよくかき混ぜる。1回に10Kg、合計9回で90kgの味噌を仕込む。すべて材料が9回分に分けてあったので、悩むことは何もない。どこから来たの〜とおしゃべりをしながら手を動かしていればいい。

ミンチ

 まぜ合わせた大豆、米こうじ、豆こうじはミキサーでミンチにする。業務用なので、一般の家庭では餅つき機を使うといいそうだ。我が家には無いので、もし、やるならホームベーカリーで代用してみたいと思う。ミキサーから出てきたら塩を混ぜる。はじめから塩をまぜるとミキサーが錆びてしまうそうだ。塩をしっかり混ぜれば、すべての材料が入ったことになる。

味噌だんごを詰め込む

 味噌の天敵はカビと雑菌。空気が入るとカビが繁殖する。雑菌が繁殖しないように、容器はアルコール消毒をしておく。空気を入れないために、まずは味噌をぎゅっとにぎりだんごを作る。この味噌だんごを容器におもいっきり投げ入れる。これがいい運動にもなり、ストレス発散になる。うまく、投げ入れることができるとパチンといい音がする。たまに、容器の中の味噌を手で押さえてる。うちの娘も最後の方でやっと慣れてきてちょっとだけお手伝い(邪魔)をしていた。泥遊びと勘違いしていたかもしれない。まだ2歳にはちょっと無理なイベントだったかもしれない。みなさん、可愛がってくれたので、幼稚園くらいなら、十分楽しめるかと思う。

完成、そして食事会

 上記の手順を9回繰り返して、9kgの味噌を仕込むことができた。9時から始まり12時ちょうどまでかかった。結構な重労働である。現時点ではまだ味噌は肌色のような色をしている。これから麹の働きにより熟成が始まり、段々味噌独特の色になってく。今から11月が楽しみだ。
 米こうじの発酵、ミキサーがどうにかなれば、十分家庭でも味噌を作ることができる。しかし、このような場に集まって、みんなでおしゃべりをしながら作った方が絶対楽しいと思う。地域に気軽に集まれて、みんなでできる場と仲間がいるのはとても幸せなことだと思った。
 作業の後は、全員で昼食。昨年仕込んだ味噌を頂く。メニューは銀杏ご飯、自家製の豆腐/こんにゃく/漬物/おから、豚汁。手作りはやはり、スーパーで買ったものとはまったく違う。臭みがなく、濃厚な味わいがする。今回のメインの味噌も塩分控えめでしっかりとした味がある。ついつい食べ過ぎてしまった。
 食事の後は、各自の自己紹介タイム。参加者の方はいろいろで、それぞれいろいろな想いがあって参加されているようだ。中には、移住を真剣に考えている方もいらっしゃった。皆さんすっかりくつろいでいる様子で、これも敷島のみなさんが快く迎えてくれたからだと思う。スタッフの方は定年後に畑仕事を始められた方も多い。田舎で60歳は若者の部類に入るそうだ。田舎暮らしを夢見ながらもなかなかきっかけがつかめない人には元気付けられる話だったと思う。5月の手入れ、11月の引渡しで皆さんに再会できるのが待ち遠しい。

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